先週4月12日付続報 26にて、三菱地所との「トラブル」真相(前半)を当ホームページにて公表し皆様より多数のご意見・ご質問・ご注意を(電話・FAXにて)拝受致しました。厚く御礼申し上げます。海外よりわざわざ日本までFAX送信や電話通信費までご負担頂いた方々には、費用のお返しも当方で出来ず恐縮に存じます。
もし今後もFAX送信頂く時は、南北アメリカの方々は、米国(1)310-356-3189、日本以外のアジア地域からは、シンガポール(65) 6826-4350に頂けば、通信費が安くて済みますので、ご利用賜れば幸甚に存じます。
サポーターの方々よりのご質問に回答(1)
昨日(2012年4月18日)迄に内外よりFAXで3名電話で5名のご質問やご注意を頂きました。衷心より感謝申し上げます。
別紙添付 はサポーターの方々より頂いたFAXの1枚です。紙面の都合上お一人の方に急遽ご回答致します。未回答の方々には後日ご回答申し上げます。頂いたFAX紙面の下部に、ご送信された日付、時間、発信場所、受取人のFAX番号等記されておりますが、勝手ながら当方で消去致しました。
同FAXの上段約半分は、三菱地所の体質に触れられておりますが、当方も全く同感です。三菱地所が同社の行動憲章で良い事ずくめの発表をしながら事実は全く正反対の行動を数多く行っている事は当社HPでも既にお知らせした通りです。当社に対して行っているのと同じように兵糧攻めにし家賃を大幅に値下げさせようとして一審で敗訴した事件(約10年前、高裁に控訴して和解)もあります。当社との基本合意書では、双方に反社会勢力とは一切取引は勿論接触すら禁じておきながら、三菱地所は当時東京の中心部でこの反社会勢力との共同事業?を行い、多額の資金を援助していたようです。当方よりの説明要請に誠実な回答をせず確認出来ないとしています。当社ですら簡単に確認出来るものを三菱地所が出来ないなど誰も信じません。その他多々諸問題を発生させ、水面下では建設会社を使ったり、当社が脅迫されている明治三百代言(続報 11 ご参照)如き者を使って腕力で押さえつけているように状況より感じています。
処で、FAX下段へのご回答ですが、当社の稚拙な文面の為、又すでに過去1年近くに亘って断片的に一部ずつ発表している為、ご多忙なサポーターの方々には十分ご理解頂けず申し訳ございません。この状況は貴方様だけではなく当社HPをご覧頂いている多数の方々にも共通しているようです。ご注意頂き感謝申し上げます。
「ご質問ですが、もっとシンプルにトラブルの本質を・・・・」
(A) 多数の原因があり難しいのですが、一言で簡単に申し上げますと、三菱地所は当社をだまし食い物に出来ると当初に誤解した事だと思います。
「ご質問ですが、当初計画されてプロジェクトの形・・・・」 (B) 御堂筋共同ビル開発特定目的会社(以下「TMK」と言います)を三菱地所51%出資当社ら49%出資、業務は全て三菱地所が行ない、当社は三菱地所の行う業務には余程の事がない限り異議を唱えない。処が、事実は、余程の事があり当社は重大な異議を唱えましたが、三菱地所は全て当社意見を無視。土地は保証金20億円を支払い当社より借地(50年間)し建物完成後1年以内に売却、建物を買取った者が当社への借地権を承継する。TMKは解散又はTMKを権利義務付で売却するとの事でした。
「ご質問ですが、資金計画と負担割合、それが計画通り行かなかった理由・・・・」
(C) 資金計画は、二社の優先出資による27億円の計画でした。三菱地所51%出資、当社49%出資(後に関係社に譲渡)を2007年11月を1回目とし最終2010年1月迄数回に分割各社出資比率で振込。TMKが工事発注時に将来の見通しが悪く、当社は工事発注延期を進言しましたが、三菱地所は発注を強行しました。その為、当社は、2回目の振込期日2008年8月に、2回目以降の振込残額を全額(寄付したつもりで)繰上(約12億円)振込完了しました。その上、出資金を損金処理しました。三菱地所は計画通り分割し、最終回を2010年1月に完了。不足資金63億円は、銀行よりノンリコースローンで63億円借入予定(完成ビルのみ担保)。事業が計画通り行かなかった理由は、銀行よりのノンリコースローンを基本合意書や定期借地権設定契約書で完全に決まった条件を三菱地所は銀行に依頼して?条件を変更させ、ローン不能に持込み、ローンも実行させず、又当初に(2006年11月29日付)三菱地所が当社に提出した提案書で約束して自社のクレジットで長期低利の資金調達もせず、その為当社グループから銀行よりも好条件の63億円ローンを三菱地所に申入れたが、三菱地所はこれも断わりました。(2007年8月17日)
この状況では、TMKは翌月当社へ支払う1回目の保証金10億円を払えず行詰る。その時点で、三菱地所はTMKを二束三文で買取る?と考えました。当時のTMKの主要資産は定期借地権のみであり自己資金10万円(初回優先出資は同2007年11月迄振り込まれない)、TMKを行詰らせ、当社に借地権の条件を大幅に値切り変更させる?処が当社は1回目と2回目のTMKから当社への保証金の支払いを建物完成の2010年1月に20億円一括支払いに延期してTMKの行詰りを阻止しました。三菱地所はもくろみが外れた?
「ご質問ですが、なぜトラブルがありながらビルの完成まで進んだのか・・・・・」
(D) 前項(C)の通り当社が繰上げ払った優先出資金12億円余を使って鹿島建設に着手金約10億円を払い、残金は工事完成引渡後(完成2010年1月15日予定2ヵ月後支払い、但し鹿島建設の手抜き工事で国交省より指摘され手直しのため完成は2010年6月に遅れた)であり、鹿島建設が倒産しない限り工事は完成する。当時当社は三菱地所との数々のトラブルはありましたが、三菱地所の悪意ある魂胆等はつゆ知らず、TMKは実は三菱地所の不動産会社であり、2010年工事完成時には少なくとも、最終的には円満解決すると信じ、三菱地所責任者との面談を2010年1月より破産直前まで要請し続けましたが、三菱地所は回答しませんでした。破産後も当社や優先出資者に大損害を与えながら一片の謝罪もなく誠実さのかけらも見せません。
「ご質問ですが、基本合意書の合意に基づいて進められたはずのプロジェクト・・・」
(E)この回答は、一言で申上げれば、三菱地所はこれらの契約は真面目に履行する気はなかったと信じます。当社を陥れる書面で当社に錯覚を起こさせミスを誘い調印させようと無数回の要請があったが、きわどい処で当社は免れた。今振返れば背筋が寒くなる思いです。
「ご質問ですが、フロントタワーはなぜ開業できないのか?その責任は誰にあるのか・・・・」
(F)上述の通り、三菱地所は当社らの追及を逃れ、尚また御堂筋フロントタワーを二束三文で買取る魂胆を変えず、破産管財人を使って二束三文で一旦は関係の深い者に売却しました。(続報 15ご参照)処が当社の強硬な反対で撤回しました。臭い物にはフタをして、破産で三菱地所の破廉恥行為を一切説明せず逃げてしまい処理しようとしました。しかし、この行為も又失敗しようとしていると信じます。
スポンサー様 上記がご質問に対するご回答の大要です。詳しくは、当社HPの
続報1、18 「東映会館跡地開発についてのご提案」
続報 18 「基本合意書」
続報 18 「定期借地権設定契約書」(一回目)
続報 20 「定期借地権設定契約書」(二回目)
続報 5 三菱地所が大阪地方裁判所に提出した「民事調停申立書」
続報 6 上記に対する当社の「答弁書」
上記に詳しく記載されており、稚拙文書で恐縮ながら、お時間のある時にご再読頂くと幸甚に存じます。
● サポーターの方々より、本書三菱地所との「トラブル」真相後半を楽しみにしており早く掲載してほしいとのご要望を昨日、今日と頂いております。処が色々のっぴきならぬ用件が入り、連休明け以降に遅れそうです。お詫び申し上げます
大洋リアルエステート株式会社
代表取締役社長 堀内 正雄
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